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Posted by 滋賀咲くブログ at

起こす人

2016年03月23日

今日は、嬉しいことが、ありました。
障がい者養護施設のとある男性に「起こす人」って呼んでもらえたこと♪( ´θ`)ノ

起こすといっても、革命や反乱を起こしたわけでは、なく…
音楽療法のセッション中に眠っている人を起こす、という、いたってシンプルなことなのですが…( ̄.. ̄)

ふつうは、眠いときに、鈴やタンバリンで起こされたら、私なら不機嫌になってしまいそうですが、、、
その男性は、起こすたんびに、ニコニコして、手に持った楽器を鳴らしてくださいます。
でも、またしばらくすると、グーーーっと眠りに落ちるので、今日は、5、6回は、起こしたでしょうか。。。
最後の方は、起こす私まで、眠くなってしまうほど…σ(^_^;)

帰り際、その男性が、私の腕をぎゅーっとつかみながら、
「起こす人や〜〜!ずっとここにいてぇ〜な〜〜」
って、かいらしい事を言ってくれるので、
「ずっとは居れないけど、また来週起こしにきますね。うへへへへ…( ̄▽ ̄)」と、
怪しい笑みを浮かべながら、約束をしました。

そんな些細なやりとりが、とても嬉しいのです。
慣れない場所での実習で「起こす人」と認識してもらえたこと、そして、約束を交わせることが、本当に本当に嬉しいのです。
名前を覚えてもらうよりも、みなさんに〇〇する人って覚えてもらえること…
今の私の目標です(*^^*)


  
タグ :音楽療法


Posted by naos at 23:25Comments(0)

自然のリズムに乗って・・・

2016年03月21日

春分の日といえば・・・
お彼岸の中日で、ぼたもちを食べる日(牡丹餅、大好物なんですぅ~❤)
だとばかり思っていましたが。。。( ̄‥ ̄)

自然をたたえ、生き物をいつくしみ、将来のために努力する日
として、定められた祝日なんですね。。

春の訪れを感じるこの時期、たくましく芽吹く自然を感じながら、
気持ちも前向きになってきますicon14

私も長ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい冬を乗り越え
今年は、新たなチャレンジの春になります。

二人の息子たちも、去年の春、新たな環境に飛び込んでいきました。
おかげさまで、この1年で、いろんな意味で大きく成長してくれました。

春分の日の夕月を眺めながら、この自然のリズムに乗って、どこまでも~~
目標に向かって挑戦し続けよう~~!とムクムクとやる気の芽が顔を出しました。




歌で例えるならば・・・人は生まれてきて、
リズム→メロディ→歌詞の順で獲得していき、
そして、最期には、その逆・・・
歌詞→メロディ→リズムの順で失っていく、と言われています。

最期までリズム(生命リズムや生体リズムなども含み)は残っているんですね。
四季を感じ、月の満ち欠けを愛でながら、自然のリズムの中で生かされている私たち…
本当に素晴らしいことですよね。。kao06

みなさまも、どうぞ素敵な春をお過ごしくださいネiconN10
  
タグ :春分の日


Posted by naos at 10:43Comments(0)

人生は紙飛行機

2016年03月17日

ようやく春らしいお天気になりましたねiconN10
私は先週の寒~い週末に上京し、音楽療法の実習に行って参りました。

東京では、特養(特別養護老人ホーム)で、重度の認知症の方を対象に
音楽療法の実習をさせていただいております。
はじめて打楽器を使って、セッションを行わせていただきましたが、見事にボロボロでしたicon11

打楽器ひとつで、その方の可動域を観察したり、拡大したり、
残存機能を引き出すお手伝いをすべきなのに、
私が無意識でしていたことは、ただのおせっかい。
もう、なにがなんだかわかんない。という状態・・・kao12

帰りの新幹線で、いつもは駅弁を食べたら爆睡するはずなのに、
一睡もできず・・・・・・凹んだ自分と対話してみました。

私の中では、自分はもっと出来るんじゃないか、、、とか
クライアントさんの反応に対しても、どこかで「期待」をしていたんだと思います。

自分の力量以上の「期待」にすっかり裏切られたから、凹んでしまったんですね。
まさに自分を正しく知れていない、とはこのことでございます・・・( ̄‥ ̄)


意思疎通が困難な、認知症や、障がいをもった方々と向き合いながら、
どのように信頼関係を築いていけばいいのか・・・
日々、いろんな感情が溢れてきます。

今の私にまず必要なのは、自己開示すること。
正確な自分を理解し、ありのままの、今ここの偽りのない自分を表現すること…。

偽った自分では、認知症の方は目も合わせてくれません。
かけた言葉なんかはすぐに忘れられてしまうので、
どこを観られるか?といえば、心(魂)なんでしょうね。。。
全く、ごまかしがきかないことを、痛感します。

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地元の滋賀では、高齢者のデイサービスと障がい者養護施設で実習をさせていただいておりますが、老若男女問わず人気の「365日の紙飛行機」をみなさんと一緒に歌いながら、ウルウルしてしまいました。

人生は紙飛行機
願い乗せて 飛んでいくよ

風の中を力の限り
ただ進むだけ

その距離を競うより
どう飛んだか どこを飛んだのか

それが一番 大切なんだ
さあ 心のままに 365日





音楽療法を通じて、みなさんと向き合い、自分と向き合い、
凹んだり、ウルウルしたり、本当にしあわせだなぁ・・・と感じる日々。

どこをどう飛びたいか・・・とても楽しみな人生になってきましたface01  


Posted by naos at 15:07Comments(0)