テルテル療法

2017年04月24日

♫春なのに、えりまきですか。
♫春なのに、お肉がこぼれます。



♫春なのに、春なのに、



鼻息またひとつぅぅう

で、桜もすっかり散ってしまい?
新緑が眩しい季節になりました。


母が亡くなってから、父のもとに来てくれたテルテルも、もうすぐ7歳。
88歳の父は
「テルテルのために生きている」
といっても過言ではありません。


実家に帰って、私がテルテルとお散歩をしていたら、
必ず、どなたかが「テルテルちゃ~ん」と声をかけてくださいます。
そして「ご主人、具合悪いの?」と、父のことを気にかけてくださるのです。

ご近所の方は、ヨボヨボしながらもテルテルと散歩をしている父のことを、いつも見守ってくださっているんですね。
ほんまにほんまに、有難いです。

テルテルを連れていなければ、声をかけづらいかもしれませんが、テルテルのおかげで、ご近所包括ケアシステムが自然に出来上がっているという感じです。


母が亡くなってから、父はすっかり気力が衰えてしまいましたが、
お食事のヘルパーさんがきてくださるときは、料理しやすいように下ごしらえをはじめたり、
お掃除のヘルパーさんがきてくださるときは、掃除機をかけやすいように、部屋を片付けたり、、、
ヘルパーさんのヘルパーをしている父には笑えてしまいますが、
老いていくからこそ、支えていただいている方々に感謝を忘れない父を尊敬しています。


日々のテルテル療法に負けないくらい、私も父を元気に出来たらいいのになぁ!!



「そら、無理やろ。」
と言わんばかりのドヤ顔??…( ̄.. ̄)
  


Posted by naos at 23:58ヒトリゴト

母の手

2017年03月08日

高齢者施設で音楽療法をしていると、
私の親世代の方ばかりなので、

ちょっと…(いや、かなり?)どんくさくて頼りないワタシを
見守ってくださっている感じがします。

いつも手が冷たいワタシは、伴奏をするとき、
ピアノの前で、手に息を吹きかけ擦り合わせているのですが、

先日、ある方が私の手を包みこんで温めてくださいました。

そのやさしいぬくもり、、、
おもわず亡き母の手を想い出しました。

母の最期のとき、
意識がなくなっても、11日間ほど生きてくれたのですが、

私の人生の中で、その時ほど、
母の手を握りしめ、母の手のぬくもりを
心の底から感じていたことはなかったと思います。




久しぶりに母の手のようなぬくもりに触れて、
じわじわ~っ。。。(T。T)

高齢者施設で音楽療法をしながら、いつも思います。

母のような方がたくさん居てくれて、有難いなぁ…って。
母にはできなかった孝行がたくさんあるので、
その分、みなさんにお役に立てたらいいなぁ…って。


がんばろう~~icon21  


Posted by naos at 20:41ヒトリゴト

水に流す

2017年02月01日

私の姉は、双極性障害(躁うつ病)という病気です。

1年の半分は、うつ状態で何も出来ず、ベッドの上。
半分は、ハイテンションで活動的になります。

躁状態のときは、
寝なくても元気で、次々にアイデアが出てくる。
多弁で注意散漫。
誇大妄想で、根拠のない自信に満ちあふれる。
散財、暴言暴力、性的逸脱。。などなど、、、

この病気で、仕事、家族、友人、財産…全てを失ってしまう人もいます。

姉は、幸い、とても理解のある伴侶に恵まれて、
どんなときも、ご主人が寄り添って支えてくれているので、
本当に救われています。


以前、姉がハイテンションの時には、
姉がしたいことや、好きなことに付き合っていました。
カラオケにいったり、ショッピングをしたり…
カメラが好きなので、時々モデルをさせられたり。

でも、あるスイッチが入ると、とんでもなく攻撃的になり、
生きる力を失ってしまいそうな暴言を吐かれます。

ワタシもそんな姉に対して
「きちがいか!!」と全身を震わせながら叫んだこともありました。

でも、病気だから、、、
何をされても、何を言われても、許さなければならない。
と、思ってきました。

これは、姉がしていることではなくて、
病気がさせていることなんだ。

と、頭ではわかっていても、なかなか受け入れられなくて、
そんな自分を責めて、疲れ果てて、
姉との関わりを断っていた時期もあります。


今、想えば、「姉」だから許せないのかもしれません。

変な言い方ですが「ひとりの患者」として姉をみたとき、
ごく一般的な双極性障害の言動ですから、
許すも許さないもなく、仕方のないことなんですよね。


今、ワタシは音楽療法を学んでいるので、
もちろん精神科領域のことも、知っておく必要があります。

こうした精神疾患の患者さんは、年々増加傾向にあり、
現在、約320万人もいらっしゃるそうです。
共感的理解が得られにくい病気なので、
本人は、死にたくなるくらい辛いのはもちろんのこと、
家族もやりきれない想いをされていると思います。


最近、私は自分を大切にするために、2つのことを心に置いています。

「テンションが上がったら、こうなるだろう」という予測はできるので、
予測できる言動に対して、いちいち腹を立てないこと。

許せなくてもいいから「水に流す」こと。

ある方から、嫌なことがあっても、水に流したら楽になる、
ということを教えてもらって、これだーーーーー!と思いました(笑)

「水に流す」は、「禊」の語源である「水濯ぎ」から派生した言葉だそうですが、
自分が抱く負の感情や穢れは「水に流す」のです。




さだまさしさんの「いのちの理由」という歌に、こんな歌詞があります。

わたしが生まれてきたわけは・・・

どこかの誰かを傷つけて。
どこかの誰かに傷ついて。
どこかの誰かに救われて。
どこかの誰かを救うため。

しあわせになるために、誰もが生きているんだよ。


みんながしあわせになればいいのに…と願いながらも、
ワタシ自身、いろんな人を傷つけて生きているんだろうな。


姉自身も、いろんな執着や、過去の心の傷を
「水に流す」ことができれば、少しは楽になれるんじゃないかな。。。

と思ったりする今日この頃です。


  


Posted by naos at 17:45ヒトリゴト

勉強が恋人

2017年01月30日

私の人生において 「勉強が恋人です。」
なんて、あり得ないと思っていたのですが、

音楽療法士になるために、医学、心理学、福祉、教育…の分野も学ぶようになり、
確かに「恋人」かもしれない…と思うようになりました。

資格を取るために勉強をしている、というより、、、

音楽療法を実践する中で、

「本当に、あなたが必要なの。
あなたのことを知りたいの、もっともっと知りたいのぉ~~。」

という感じで勉強しているので、まさに恋のようです。


でも、哀しいかな。

若いころとは違い、私の脳みそはかなり劣化しておりますので、
恋人を、すぐに忘れてしまいます。

わからないから調べる→それでもわからないから調べる→さらに深く調べる。

ということを繰り返せば、理解(愛)が深まっていきそうなものですが、

「最初に何を調べていたのかを、忘れる。」
という恐ろしい事態を招いたりします。。。( ̄.. ̄)


先日も、放送大学で単位認定試験があったのですが、

一通り教科書も読んで、勉強していたはずなのに、はずなのに、、、
「こんなん、教科書に書いてへんかった。」という問題が出てきて、
頭が真っ白になってしまいました。

「あ、これ、確かに書いてあったけど、どこのページに書いてあったっけ~?」
と頭を抱えるならば、まだ救いようがあるのですが、

「書いてへんかった。」
と全く記憶にないあたり、、、、、、結構、重症です。
(実際見直したら、もちろん書いてあり、アンダーラインまでしてたし…kao12


そんなこんなで40代半ばからの勉強は、想像以上にハードルが高く、
音楽療法士になれるのが先か、音楽療法士のお世話になるのが先か…と、
不安で心が折れそうになるときもありますが、

たくさん勉強したら、きっと、きっと、
たくさんの恋人が支えてくれることでしょう。。。♡♡♡?!


モーツァルトの言葉。
「多くのことをなす近道は、一度にひとつのことだけをすること。」


沁みます。

今できることを、ひとつ、ひとつ、、、ですねkao06






  


Posted by naos at 14:47ヒトリゴト

「やりたい」からはじめよう

2017年01月05日

HAPPY 2017 ♡

このお正月は、年末の無理がたたって
寝込む……という、私らしい?年明けでした。

お布団の中で、GoogleアプリのCM
【今年は「やりたい」からはじめよう】篇をみながら、思わずニンマリ。。

今年は「一日中寝たい」からはじめて、いきなり願いを叶えてしもた〜(笑)

やりたいことはあっても、
そこからはじめる、それを続ける、のは、
ケッコー難しいことかもしれまん。。が、



今年は「やりたい」からはじめよう を意識します(^-^)




写真は、友人がくれた初日の出。

みんな、みんな、しあわせな一年になりますように…(*´꒳`*)  


Posted by naos at 19:36ヒトリゴト

「再」

2016年12月29日

この1年を漢字一文字で表すならば、
なんだろう・・・・・???

今年は、私にとって、何もかもが新たなスタートでした。
生活も仕事も出会いも・・・。

でも、なぜか「新」という漢字はしっくりこなくて、

再三、考えて、、、、、

「再」

に決定いたしました。。。( ̄.. ̄)


自身の生き方や在り方を再確認しながら、
大切な人や大切なものと再会し、
大切なことを再認識できた1年。

そして、音楽療法を学ぶなかで
音楽の素晴らしさを再発見し、kao06
レポートの再提出に泣きべそをかきながら、、、kao12
自分の想いを、音楽によって再現できた・・・そんな日々でした。


今年の歌い納めには、音楽療法の師匠と、大好きな歌、
♫ユー レイズ ミー アップ♫を歌わせていただきました。

”あなたが励ましてくれるから、立ち上がれるんだ。”
”あなたが支えてくれるから、強くなれるんだ。”




つらいこともたくさんありましたが、
大切な人が居てくれて、愛と勇気さえあれば・・・
命ある限り、いつでも何度でも、再生できる!

ということを、しみじみ感じております。


ポチっ!!!




これからも、ポチポチ、がんばってまいります\(^o^)/

みなさま、本当にありがとうございます。
どうぞ佳き年をお迎えくださいネ。




  


Posted by naos at 16:50Comments(2)ヒトリゴト

愛される人に・・・

2016年11月28日


先日、二男がお世話になっているゴルフ部の監督が、

ゴルフの技術力や精神力を身につけることはもちろん大切だけれど、
人間力を磨いて、愛される人であってほしい、
そして、愛されていることに、感謝できる人であってほしい、
と、おっしゃっていました。

二男の学校は、いつ訪ねても、本当に気持ちがいいのです。

校内では、いつも、どこでも、誰とでも、
「こんにちは!」「ありがとうございます!」と笑顔で挨拶が交わされています。

この日は、ゴルフ部の保護者主催でBBQをしたのですが、
ふつうは親がせっせと動いて、子どもたちの世話をするものだ・・・
と思っていたのですが、、、

準備等、すべて生徒たちが率先してやってくれました。


保護者は、テーブルを囲んで、お酒をいただきながら、


焼き上がった鰻(この日はお肉よりも、四万十川の鰻がメインでした)を頬張り・・・

食っちゃ呑み食っちゃ呑み・・・の
至福の時を過ごさせていただきました。

後かたずけも、即行です。
分担して、みんながみんなのために動いているので、
アッという間にキレイになりました。

生徒たちの姿には、本当に感心することばかり。。。


二男は、プロゴルファーになりたい!!という夢を抱き、
12歳で親元を離れて、この高知の学校にお世話になっていますが、
入学してから、自身のゴルフの技術やレベルの低さに打ちのめされる日々で、
試合のたびに悔し涙を流しているようです。

でも、先月の14歳のお誕生日に、
おかあさん、お誕生日にベストスコアを更新したよ!!!
と、電話口から久しぶりに明るい声を聴けたときには、
嬉しすぎて、腰がくだけそうになりました。

なによりのお誕生日プレゼントをありがとうねっ!!!
(っていうか、私がもらってどうすんねん、笑)


1年半前、二男が親元を離れるとき、
さみしくないの?つらくないの?
と、一度だけ訊ねたことがありました。

そのとき、二男は、
僕は愛されているから、さみしくない。大丈夫。

というような内容の言葉を返してくれたことを、
今でも時々、ふと想い出します。

愛されているということは、大きな自信、大きな安心、
そして、大きな力になるんですね。

愛されている人は、強くなれる。



どんどん大きくなっていく、息子の後ろ姿を眺めながら、
これからも、ただただ彼を信じて、遠慮なく愛を注がせていただこう~~
って想いました。

私には、それしかできない、というか、それが無条件で、できるから。

  
タグ :愛される人


Posted by naos at 19:19Comments(0)

幻の柑橘

2016年11月14日

高知の旅で、道に迷ったおかげで、無人の野菜売り場に辿り着きました(笑)

そこで出会ったのが 「直七」 



「なおしち」と読むそうです。(愛着わくワ…♡)

正式には「田熊スダチ」といいますが、
魚商人の直七さんが宣伝して、売り広めたので「直七」と呼ばれているとか。

柑橘類が豊富な高知県で、「幻の柑橘」として愛され、大切に育てられてきたそうです。

ネットで調べてみたら、緑色の直七の画像が沢山出てきましたが、
私が出会ったのは、ほぼ黄色っぽいものでした。

私のように、熟した直七なのでしょうか?
果肉は、私のように、みずみずしく
酸味は、私のように、とってもまろやか…。

はいはい、私のようにが、しつこいね。。。kao12


さて、早速、、、「直七」を使ったおうちごはんを作りました(^^♪

*塩麹と直七の搾り汁で一晩つけこんだ鶏もも肉


*ふろふき大根 直七がたっぷり入った胡麻みそを添えて


*サーモンとアボカドの直七ドレッシング和え



魚商人の直七さんがすすめただけあって、焼き魚にもお刺身にも、もちろんぴったり!

そして、市販の胡麻ドレッシングに直七の搾り汁をたっぷり混ぜたら、
とっても美味しかった~~。
皮も柔らかいので、刻んで、サラダに入れたり、、、お味噌汁に入れたり(^^♪

今、柚子より、スダチより、「直七」にぞっこんの私。

丸ごと、無駄なく、しつこく、活用させていただいております(笑)

  


Posted by naos at 18:56Comments(0)

かりそめの関係

2016年11月11日

プライベートで高知に来ています。
今日は、激安ホテルではございません(笑)

しかも、ツインぜよ〜。(ひとりなのに…ぜよ〜)



絶品、厚切り塩タタキぜよ❤️



夜景を眺めながら、、、



オトナの夜ぜよぜよ〜( ˊ̱˂˃ˋ̱ )


先日、音楽療法の講習で、音楽療法士とクライアントのセラピー関係は、

かりそめの関係

だと、学びました。

音楽療法士は、、、
クライアントの人生を通り過ぎていく存在で、忘れられていくべき存在。
そして、自分がクライアントにとって、
必要とされなくなることを目指す、のであります。

そう、確かに、、、医療者は、
その人が苦しみから解放されたら、
必要とされなくなります。

人って、必要とされないと、寂しく想う生き物ですが、必要とされなくなることを望みながら、その人の痛みや苦しみに寄り添っていく……

これぞ、まさに、愛ぜよ〜!愛!

善い行いをしても、
明日には忘れられても、
気にすることなく、し続けなさい。

マザーテレサが云うみたいな愛?って、
こじゃんと深い。

かりそめ、やけんど、、、。
  


Posted by naos at 23:25Comments(2)ヒトリゴト

人生初のギター

2016年11月02日

いつか、いつか、、、
ギターが弾けるようになりたい。。
って、ずっと想っていましたが、

あるギターに出逢って、一目惚れしてしまい、
「いつか・・・」なんて、想っていられなくなりました。

じゃじゃ~~~んicon14人生初のギター。



とにかく、見た目だけで選びました(笑)



↑ 全く弾けないんですけど…(笑)
私のカラダにぴたっとくるフィット感…ええわぁ。最高やわぁ。たまらんわぁ。


実は、このギター、父がプレゼントしてくれたんです。
だから、名前は「ダンボ」にしました。(父のニックネームがダンボなので)

ダンボ、ずっとずっと大切にします。。。
音楽療法でも、ダンボはとても活躍してくれると思います。


いつか、いつか、、、
なんて、もう言いたくありません。

必ず、近い未来に、弾き語りができるように、がんばります~*\(^o^)/*  
タグ :ギターYairi


Posted by naos at 23:05Comments(0)